大山悠輔 真の4番に返り咲くためには長距離砲になれ!【阪神タイガース】

大山 4番 阪神

今回は大山選手が阪神の4番に返り咲くためにはどうすればいいかについて考えてみます。

阪神の4番打者ってホントに大変ですよね。

阪神の4番打者はチャンスで打って当たり前ランナーを返して当たり前、です。打てなかったらファンやマスコミからボロカスに叩かれてしまいます。ちょっと可哀そうな立場です。

阪神OBも4番を任されるのは嫌だったという話はよく聞きます。それくらい打つほうに関してチームを背負っているのが阪神の4番打者なんですね。

 

2019年シーズンでは大山選手が開幕から8月9日まで阪神の4番打者で起用され、その重責を背負い続けました。シーズン終盤は成績が振るわずに4番から降格する形で主に6番を打つことになりました。

そんな大山選手ですが、来る2020年シーズンはどうなるでしょうか。阪神は2020年に大量の助っ人外国人を獲得しました。確実に大山選手の競争相手になるでしょう。

大山選手がその競争に打ち勝ち、4番の座に返り咲くには、どのくらいの成績を残す必要があるのでしょうか。

2019年シーズンの他球団の4番の成績を見ながら考察していきます。

 

大山悠輔 セ4番打者との比較

2019年シーズンのセリーグの各チームの4番打者をまとめたものがコチラになります。

セリーグ 4番 成績

巨人は岡本選手、横浜は筒香選手、広島は鈴木誠也選手が4番打者です。中日とヤクルトはビシエド選手とバレンティン選手で外国人が4番を務めます。

横浜には2冠(ホームラン王と打点王)のソト選手も在籍。今回は日本の4番でもある筒香選手をピックアップ。ヤクルトは新人王の村上選手も4番を務めることが多かったが、実績十分のバレンティン選手をピックアップ。

 

この各チームの4番打者成績を見て分かりますが、

やっぱ4番を打ってる選手の成績はスゴイ!です。

 

阪神ファンにとっては、大山選手の成績と他のチームの4番の成績の比較なんて見たくないと感じる人もいるでしょう…。目が痛いですよね…。

しかし、

自分の応援しているチームの4番の実力を知る

ことで、どういう成績を残す4番打者だったら満足なのか、客観視することができます。

 

打率・HR・打点・出塁率・長打率・OPS

それでは詳しく4番打者の成績について見ていきましょう。

阪神の大山選手はというと、打率、ホームラン、打点、出塁率、長打率、OPSの全ての打撃項目で他のチームの4番打者に劣ってしまっています…。

 

  • 打率

鈴木誠也選手、ビシエド選手が3割を超えており素晴らしいです。鈴木誠也選手は首位打者のタイトルを獲得しました。ビシエド選手も過去に首位打者のタイトルを獲得したことがある実力者です。

 

  • ホームラン

大山選手とビシエド選手以外の4番打者は30本程度打っています。一振りで得点になるホームランを打つ力は4番には欠かせないということです。

甲子園球場、ナゴヤドームともにホームランが出にくい球場です。大山選手、ビシエド選手のホームラン数が少ないのは、やはりホーム球場のパークファクターの差もあるのではないかと感じます。

 

  • 打点

90打点前後を打っている選手がほとんどです。打点を稼ぐには、やはりホームラン本数を増やすということが一番手っ取り早いように感じます。

筒香選手に関しては79打点でホームラン数の割に少ない印象を受けます。これは横浜打線が全体的に出塁率が低いという問題を抱えているのでその影響でしょう。出塁率の高い筒香選手が2番打者として起用されていたこともありました。

 

  • 出塁率

鈴木誠也選手がダントツの4割5分3厘で最多出塁率のタイトルも獲得しています。

 

  • 長打率

どのチームの4番打者も5割前後の長打率を残しています。2回に1回はヒットが長打になるので警戒しなければいけないバッターであることが分かります。大山選手は他のチームの4番打者に比べて1割近く長打率が低いので少し物足りなさを感じてしまいます。

 

  • OPS

鈴木誠也選手が脅威の”1超え”を記録しています。他の4番打者も0.8は軽く超えています。大山選手にはやはり物足りなさを感じてしまいます。

 

得点圏での大山

大山選手が他のチームの4番に負けていない項目もあります。それは得点圏での成績です。得点圏打率は3割を超えており、チャンスで結構打っていることが分かります。

セリーグ 4番 得点圏成績

 

大山選手の得点圏打数はセリーグで一番多いです。

これは果たしてどういうことなのでしょうか。

考察してみましょう。

 

大山 得点圏打数が多い理由

大山選手の得点圏打数が多い理由として2つ考えられます。

大山 得点圏打数が多い理由
  1. 四球獲得率が低い
  2. 前の打者が圧倒的出塁タイプ

 

~理由その1 四球獲得率が低い~

2019年の大山選手は打席のなかで2ストライクになるのが早い傾向にあり、カウントを悪くしがちでした。

4月、5月はまだよかったのですが、夏場くらいから相手チームが大山選手に対して攻め方を完全に確立した感じがありました。

アウトコースを攻められて、バットが遅れて出てくるせいか、よくライトスタンドにファールになっていました。それで2ストライクで追い込まれて決め球で三振したり、インコース攻められて詰まったりする場面が多々見られました。

完全に大山対策を仕掛けられていたと感じます。大山選手はそれを乗り越えることができず、打撃が振るわずに4番から外されてしまうことになりました。

言ってしまえば、この攻め方をすれば大丈夫っていう、相手バッテリーからそこまで怖がられていなかった、警戒されていなかったでファーボールの獲得率が低いことに繋がったのではないかと感じます。

 

他のチームの4番と得点圏の打席数はそこまで大差ありません。むしろ得点圏打席数で言うとビシエド選手のほうが多いです。

得点圏打数にはファーボールやデッドボールは含まれません。他のチームの4番打者は際どいコースの球を見逃したり、勝負を避けられたりして得点圏で打つことを回避することが出来たのです。

 

 

~理由その2 前の打者が圧倒的出塁タイプ~

大山選手が4番を打っていたときは

2番 糸原選手 出塁率.353
3番 糸井選手 出塁率.403
4番 大山選手

と出塁するタイプの選手が並んでいます。

 

大山選手が6番を打っていたときは

3番 福留選手 出塁率.347
4番 マルテ選手 出塁率.381
5番 糸原選手 出塁率.353
6番 大山選手

と同じく選球眼が良くファーボールを選べる選手が並びました。

大山選手の前を打つバッターが圧倒的に出塁型タイプなのです。

ランナーが溜まった状況で打席が回ってきて当然なのです。

 

大山選手はチャンスで必ず回ってくる運命の選手だと感じていましたが、

チャンスで回ってきやすい打順の組み合わせだったということが言えるでしょう。

首脳陣からしたら大山選手が打って、「ランナーをどんどん返してくれ!」という期待を込めた打順だったと感じますね。

 

まとめ

ということで大山選手と他のチームの4番打者を比較してみました。

大山選手に期待したいのはやはり長打力ですよね。

ファーボール獲得率が低いという話をしましたが、すぐに選球眼が良くなることはないです。まずは本来の持ち味である長打力に磨きをかけてもらいたいところです。

大山選手は引っ張れば左中間あたりにグングン伸びていく打球を打てます。実際、2019年シーズンは5月あたりまで引っ張ったホームランが見られ、ホームラン数も他のチームの4番に劣っていませんでした。

しかし、プレッシャーのあまり目先のヒット狙いで右打ちになる場面が目立ちました。スイングが遅れて出てくるなど、技術的に足りていない部分もありそうですが、今後の課題として乗り越えていかなければなりません。

 

2019年シーズンで打点が76打点でチーム第1位の数字です。打点が稼げる選手であることを証明できました。ホームラン数がもっと増えると打点も増えます。なので長打力を伸ばしていってもらいたいです。

 

大山 批判

シーズン中は調子が悪い時も4番で起用された続けたことにより、大山選手への不満の声が多かったです。

「大山を4番から外せ!」と言うアンチの声があったり、「大山以外で誰が4番打てるんや?」と言う声があったり、地獄の問答合戦が見られました。

チームの中堅で4番を打てる大砲がいないこと問題であり、大山選手だけを責めることはできません。

 

阪神の4番打者はどんなに凄いバッターでも批判の対象になってしまいます。

近年は球場でヤジられるだけではなく、ネット上で批判されるので厄介なもんです。不特定多数の人からバッシングされるのでメンタルから不調になってしまいます。

なので2020年シーズンは外国人が4番やったほうがイイですね。バッシングされても日本語は読めないのでノーダメージです。

 

しかし、生え抜き日本人野手が阪神の真の4番になることは全タイガースファンの望みでありロマンです。

なので、大山選手には外国人選手に負けない、2020年シーズンにしてもらいたいものです。

 

木浪・北條 2019年シーズン振り返り【阪神タイガース】

 

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