糸井嘉男 2019年シーズンの成績を見てみましょう【阪神タイガース】

糸井 2019 アイキャッチ

阪神の2019年シーズンの規定打席到達者は5人います。糸井選手はそのなかの一人です。

開幕から順調に試合に出場していた糸井選手ですがシーズン終盤は怪我をしていまします。なのでシーズン終盤は不在だったのですが規定打席にはギリギリ届いていました。

近年のプロ野球のペナントレースは年間143試合なので規定打席到達には443打席以上バッターボックスに立つ必要があります。

糸井選手の2019年シーズンの打席数は444打席です。なので絶妙に規定打席に乗せていることが分かります。

2019年の糸井選手は怪我によるシーズン終盤戦不在に加え、守備や走塁での怠慢プレーが多く見られたため「なにしとんねん糸井!」と思っていた方も多いのではないでしょうか。

しかし、怠慢プレーをしたとしても貧打に苦しむ阪神打線にとって糸井選手は間違いなく必要な選手です。2019年もなんだかんだ言っても打率ランキングはセリーグで第3位です。阪神のなかで数少ない相手チームから警戒される強打者なのです。

そんな糸井選手の2019年シーズンについて振り返っていきます。

 

糸井嘉男 2019年シーズン成績

糸井選手の2019年シーズン成績を見てみましょう。

糸井 2019 打撃成績

打席数は444打席でギリギリ規定打席に到達しています。

ホームランは毎年2桁打っていましたが2019年シーズンは5本と異常に少ないです。ホームランが減っているせいか、打点も42で少ない印象があります。

盗塁に関しても11年連続で2桁盗塁を記録していたのに2019年シーズンは1桁の9個でした。やはり超人・糸井選手とはいえ体の衰えが数字に出始めたのでしょうか。

出塁に関する能力にはまだまだ衰えは無いようです。

打率は3割1分4厘、出塁率は4割超えでセリーグでも屈指の出塁性能の高さを誇ります。

ホームランが少ないとはいえ、長打率は4割を超えています。阪神で長打率が4割を超える選手はマルテ選手と大山選手くらいです。

OPSも8割超えしておりチームで一番の強打者と言っても過言ではありません。

 

シーズン通しての打撃成績

2019年シーズンの糸井選手の打撃チャートを見てみましょう。

糸井 2019 打撃チャート

開幕直後から4月中旬あたりまでチームは貧打に苦しんでおり、阪神は最下位になったこともありました。

ところが糸井選手は開幕直後からハイアベレージを残して頑張ってくれました。

糸井選手の孤軍奮闘もあってか、その後チームはゴールデンウィーク連休で大きく勝ち越し、Aクラスにまで返り咲きます。

糸井選手は5月後半に不調になっています。糸井選手は2019年の前半戦はポップフライを打ち上げる回数が多かった印象があります。力んでいたのでしょうか。この辺りで掛布さんにもアドバイスをもらっています。

クリーンナップの3番を任されていましたがチャンスでも凡フライを打ち上げることが多く、打点が少なかったです。5月だとルーキーの近本選手のほうが打点を稼いでいました。

 

そして交流戦に突入します。交流戦で阪神は12球団中10位と大きく負け越してしまいます。近本選手や大山選手などの打線の主軸に担う選手たちが揃って不調になってしまいました。

ほかの選手たちが大きく調子を落とすなか糸井選手は大きく調子を上げます。

糸井 2019年交流戦成績
  • 打率 .368 (3割6分8厘)
  • 出塁率 .476 (4割7分6厘)
  • 得点圏打率 .588 (5割8分8厘)
  • OPS 0.961

糸井選手は交流戦で爆発的な活躍をします。そして6月のセリーグの月間MVPにも選ばれます。

マリンスタジアムで行われた千葉ロッテ戦での糸井選手のホームランは凄かったです。打った瞬間入ったと分かるド級のホームランでした。

糸井 2019 交流戦

 

糸井選手はその後のシーズン後半戦も好調をキープし続けます。ところが8月9日の対広島戦で糸井選手にアクシデントが襲います。

盗塁でスライディングを試みた際、足首を怪我してしまいます。治療のため登録を抹消することになりました。

その後、順調に回復する見込みで9月の終盤戦には戦線に復帰すると思われていました。しかし残念なことに足首に水が溜まっていたことが発覚し、糸井選手の2019年シーズンの終了が確定します。

そのとき糸井選手は記者に向けて「シーズンフィニッシュ!」と糸井節を炸裂させたそうです。

 

前の2018年シーズンに続いて2019年シーズンも怪我で終盤戦不在という事態になってしまいました。阪神に来てから怪我ばかりでシーズン通して活躍したところを見たことがありません。1年間通じての活躍が計算ができない選手なのかなと感じてしまいます。ベテランですし。

ハイアベレージな打撃成績は残すも、ケガで終盤戦での戦力にはなれなかった糸井選手の2019年シーズンでした。

 

高い出塁能力について考察

糸井選手の高い出塁能力について考察してみます。

選球眼の良さを示すセイバーメトリクス指標としてが『IsoD』というものがあります。糸原選手の考察のときにも詳しく解説したのですが出塁率に直結する重要な指標です。糸原選手のIsoD考察についてはコチラからどうぞ。

糸原選手も糸井選手もこのIsoDが非常に高く、素晴らしい出塁能力を有した選手です。

2019年は2番糸原・3番糸井の糸糸コンビで上位打順の出塁率が高かったです。2人とも四球を取れる選手です。後ろを打つ4番打者はその分チャンスで回ってくるので大変でした。

 

このIsoDという指標が高くなる要因は2つあります。

  • 打席内で粘ることができる

厳しいコースを空振りせずにカットして粘ることで四球獲得率を上げます。粘って粘って見極めて見極めて四球を獲得する糸原選手がこれに当てはまるタイプです。

  • 相手バッテリーに警戒されている

相手バッテリーに警戒されると四球獲得率は上がります。バッテリー心理として勝負を避けたい相手にはボール球主体で攻めようとします。なので強打者は見極めることが出来れば四球を取れるのです。

 

糸井選手のIsoDが高い要因はどちらかというと後者です。もちろん選球眼がいいのもあります。

糸井選手は相手バッテリーに警戒されるのでストライク勝負を避けられがちです。

やはり糸井選手は他球団から警戒されている強打者なのです。

右投げ投手、左投げ投手どちらからでも打率3割を打つ力がありますし、相手からしたら本当に嫌なバッターだと感じます。対戦相手のチームに3割打つ選手がいたら嫌ですもんね。

 

まとめ

2019年の糸井選手は守備怠慢や走塁ボーンヘッドと言われることもありました。しかし打つことに関しては今の阪神には絶対に必要な選手です。

数字的に見ても明らかに阪神で数少ない強打者です。

なので打撃でチームをどんどん引っ張っていってほしいです。(守備に関しては最低限の仕事をしてくれればいいです)

交流戦などのDH有り試合では糸井選手を指名打者起用してもいいかもしれません。打つことに専念させるのも面白そうです。

 

2019年シーズン終了後のオフには左足首の手術をしました。その後、順調に回復してキャンプやオープン戦にも出場しました。なので、まだまだ超人ぶりは健在のはずです。

2020年シーズンはとにかく怪我無くチームを牽引する糸井選手の姿がみたいものです。

 

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