【阪神2019年のショートはなんと6人!】鳥谷の後継者は誰だ?遊撃手争い

阪神 2019 ショート

阪神のショートと言えば長年にわたって鳥谷選手が君臨し続けてきました。なので実力に加え人気のイケメン枠というイメージがあります。

鳥谷選手はベテランとなった2017年辺りから守備位置をサードやセカンドへコンバートすることになります。そしてチームとして、新たにショートを守る選手を模索し始めます。

ところが2020年シーズンを迎える現在もショートのポジションに固定できる絶対的な選手というのは現れていません。

なので今回は鳥谷選手の後継者は誰だ?ということで、2019年の阪神のショートを守った選手たちの解説をしていきます。

2019年にショートでスタメン起用された阪神の選手は全員で6人もいます。その選手たちについて見ていきましょう。

 

2019年 ショート起用された選手たち

2019年に阪神のショートでスタメン起用された6人の選手を発表していきます。

鳥谷敬 #1

まず1人目は鳥谷敬選手です。

言わずと知れた阪神のレジェンド遊撃手です。2004年から2016年の13年間にわたって阪神のショートに君臨し続けました。

2010年には遊撃手としてプロ野球史上初となるシーズン100打点を記録したり連続試合出場歴代2位だったりと数々の記録を打ち立ててきました。公式戦通算2000本安打も達成しています。

2017年からはサードにコンバートされ、2018年にはサードに加えセカンドも守ります。

2019年は本人の希望でショート1本で勝負することになります。

 

北條史也 #2

2人目は北條史也選手です。【金本チルドレン】

鳥谷選手の後継者として前金本監督がショートに抜擢したのが北條選手です。当時は他に大和選手も阪神に在籍しており遊撃手争いをしていました。

北條選手は2018年の夏に大活躍し、打率.322(3割2分2厘)という素晴らしい打撃成績を残しました。しかしシーズン終盤にケガをしてしまい、登録抹消となってしまいます。2番ショートというスタメンの座を掴みかけていただけに痛い離脱となりました。

北條選手は打席のなかで粘ることができるイヤらしさを持っています。なのでミート力があります。またホームランを打てる長打力も持っています。他の若手と比べても1軍での実績は多い選手です。

少しおふざけキャラのような個性ですがチームの盛り上げ役としてベンチでも声出しを頑張ってくれていると矢野監督も評価していました。いろいろと面白い選手です。

 

木浪聖也 #0

3人目は木浪聖也選手です。【矢野チルドレン】

2019年は木浪選手にとってはルーキーイヤーでした。オープン戦で新人最多安打記録となる22安打を放ち大爆発、首脳陣へのアピールに成功し、開幕スタメンショートの座を獲得します。

多くのプロ野球OBから将来3割打てる選手と言われており、打撃センスはかなり高いように感じます。

愛嬌のある顔立ちですし、もっともっと人気が出てきそうですね。

2019年シーズン中は開幕からいきなりスランプにハマったり矢野監督にベンチで公開説教をされたり厳しいプロの世界を経験します。今後の活躍を期待しているからこそ矢野監督は叱るのでしょうね。

 

ヤンガービス・ソラーテ #42

4人目は『セクシータイム』こと、ソラーテ選手です。

ソラーテ選手は2019年シーズンの後半戦から阪神に加入します。チームは貧打に苦しんでいたので、ソラーテ選手にはとにかく打つことが要求されました。

ソラーテ選手は公式戦デビュー後、サヨナラホームランを放ち試合を決めるなど、ファンの期待に応えてくれる活躍をしました。

しかし、最適な守備位置が見つからず打撃のほうも徐々に不振になり2軍落ちします。

その後、1軍に再合流するかと思った矢先に「モチベーションが上がらない」発言で試合出場を拒否して帰国してしまいました。

今考えてみると助っ人外国人に二遊間を任せることは結構リスキーでしたね。ましてやソラーテ選手の場合、キャンプでの練習を挟まずにいきなりの公式戦でした。球団としては一つ勉強になりましたね。

 

糸原健斗 #33

5人目は糸原健斗選手です。【金本チルドレン】

2019年シーズンの糸原選手は主にセカンドとして試合に出場していたのですが少しだけショートで試合に出場していたことがあります。

それはソラーテ選手がセカンドに入っていたときです。

糸原選手は過去に阪神のショートを守った経験があるので、ショートも出来るのです。

しかし最近はセカンドでの起用がメインなので、突然のショートでの起用は困惑したでしょうね。

ソラーテ選手がいなくなり一番ほっとしているのは糸原選手かもしれません。

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植田海 #62

最後の6人目は植田海選手です。【金本チルドレン】

2019年の植田選手は代走や守備固めでの途中出場が多かったのですが、一度だけショートでスタメン出場を果たしています。7月17日の試合です。

植田選手は高卒上がりの23歳なので木浪選手や糸原選手に比べるとプロ歴は長いですが、まだまだ若いです。みんなの弟分的存在の控え選手です。

そんな植田選手ですが、着々と代走・守備固めで試合に出場し1軍経験を増やしていっています。特にここ2年間はかなり1軍出場回数となっています。

打撃でも2019年シーズンは自身プロ入り初となるホームランを打ちました。間違いなく走攻守のレベルは上がってきています。2020年はスタメンでの出場機会が増えるのではないでしょうか。

 

遊撃手スタメン内訳(2019)

それでは2019年シーズンにショートで出場した選手の内訳を見てみましょう。

2019年 阪神 ショート内訳

2019年シーズンのショートで一番チャンスをもらっているのは木浪選手ということが分かります。ショート1番手は木浪選手、2番手は北條選手、3番手は鳥谷選手という感じですね。首脳陣は若手に多くのチャンスを与えています。特に木浪選手には期待していることが分かります。

 

開幕から解説していきます。

開幕から木浪選手がスタメンで起用されます。オープン戦では毎試合のようにヒットを打っていた木浪選手ですが開幕からヒットが打てない日々が続きました。開幕早々、極度の打撃不振に陥るのです。しかし首脳陣は木浪選手を我慢強く起用し続けました。

4月は北條選手や鳥谷選手もスタメンで起用されており、首脳陣は色々と試していたようです。

しかし2019年は木浪選手をメインで起用すると決めていたのでしょうね。競わせるつもりならばもっと出場機会が均等になってもいいはずです。木浪選手15試合、北條選手7試合、鳥谷選手6試合と木浪選手のショート起用が明らかに多いです。それだけ首脳陣は木浪選手に期待してるのでしょう。

5月・6月もショート1番手は木浪選手、2番手は北條選手という内訳になっています。この頃、鳥谷選手は代打専門になっておりスタメンで出場することができませんでした。

7月は、なんと6人の選手がショートで試されることになります。6人は多いですね。どれだけ阪神がショートを守る選手を固定できず苦しんでいたかが分かります。

なぜ7月にこれだけ多くの選手を試すことになったのでしょう。それには原因が2つあります。

  • 原因その1 木浪が不調で2軍落ち

木浪選手が打撃不振で2軍に降格します。それにより北條選手や鳥谷選手、植田選手に出番が回ることとなりました。

  • 原因その2 ソラーテの加入

ソラーテ選手の入団で混沌としていたショート争いがさらにカオスなものになります。ソラーテ選手は入団後いきなりショートを守ることになります。ところがエラーばかりを繰り返し、最終的にはセカンドを守ることとなります。ソラーテ選手がセカンドを守ることになったせいで糸原選手がショートを守ることになりました。

8月にはソラーテ選手もいなくなり、木浪選手が一軍に帰ってきました。

8月・9月は木浪選手が完全にショートのスタメンを掴みました。この頃は阪神新人記録タイとなる13試合連続安打を放つなど大活躍をしています。

シーズン終盤では開幕からやろうとしていた1番木浪・2番近本の”キナチカ”コンビも見ることが出来ました。木浪選手にはチャンスを多く与えていただけに矢野監督はうれしかったでしょうね。

 

エラーの数

各選手のエラー数についても見ておきましょう。

阪神 ショート エラー数

守備機会がダントツで多いのはやはり木浪選手ですね。88試合もショートでスタメン出場しています。エラーは15個もしていますが新人なので仕方ありませんね。来シーズンに期待です。

1試合あたりにエラーをする確率はソラーテ選手が1番高い脅威の67%です。もはや論外です。

糸原選手も久しぶりにショートを守るせいかエラーは多めです。

北條選手もなかなかヤバイです。スタメン回数は37試合で木浪選手に次ぐショートの2番手でしたがエラー確率が27%ということで4試合に1回はエラーをする計算になります。

鳥谷選手はエラーをしておらず、きっちり仕事していることが分かります。

 

阪神ショート事情 総括

2019年にショートを守った6人の総括をしていきます。

  • 鳥谷選手

阪神での長年にわたる貢献ありがとうございました。今の阪神のショート事情を見て分かるとおり、鳥谷選手に続く絶対的なショートは現れておらずポジションを固定できておりません。2019年は6人もの選手がショートを務めることになりカオスな状態でした。

鳥谷選手は2004年から13年間、高いレベルの安定感でショートに君臨してくれました。今、そのスゴさを再認識させられます。

 

  • 北條選手

木浪選手や植田選手よりもプロ年数が多く経験は豊富です。打撃もいいですしチームのためのバッティング、小技も得意としています。なので悪くない位置にいると感じます。

しかし、守備の改善は必要です。守備範囲に関しては木浪選手より広く問題はありませんが送球に難があります。一塁への送球が逸れる場面が多々見られました。ファインプレー横っ飛びでボールをキャッチしても一塁へ送球が逸れて二塁まで行かれるような場面も見られました。

2018年シーズン終盤に怪我した左肩亜脱臼も影響してるのでしょうか。

 

  • 木浪選手

2019年はルーキーだった木浪選手ですが今後はもっと成長していくことでしょう。8月・9月の活躍は素晴らしいものがありました。継続できればショートのスタメンを取れるでしょう。

守備に関しては良くなかったシーズンでした。総合的な守備能力を表す指標UZRは-11.6、守備範囲を表す指標Range Runsは-7.1で12球団全チームのなかで最悪値です。

スローイングは安定していたのですが、焦って慌ててボールをこぼすようなエラーが多かったように感じます。それでも1年目なので大目に見ましょう。

 

  • ソラーテ選手

シーズン後半から阪神にやってきた助っ人がソラーテ選手でした。どこでも守れるというのが売りでしたが、実際はそんなことありませんでした。ノリノリでダンスをするなどファンを楽しませてくれましたが、守りでポロリを連発するセクシータイムは勘弁してほしかったです。

打つほうはセンセーショナルな活躍も見られましたが、守備はボロボロでした。

 

  • 糸原選手

ソラーテ選手にセカンドを奪われたことでショートを守ることになりました。ショートを守るには肩や守備範囲の広さに物足りなさを感じました。これはセカンドで守備をしているときにも言えることです。

今後の守備の向上を期待します。

 

  • 植田選手

2019年は守備固めや代走での試合出場がほとんどでした。鳥谷選手が退団したので2020年シーズンはショートの3番手くらいには位置しているはずです。なので出場機会はさらに増えるでしょう。そこで結果を残してショートのスタメン争いに割って入ってほしいものです。

やはり足が速いというのは魅力です。

 

阪神ショート事情

2019年に1軍出場はありませんでしたが若手では熊谷選手や小幡選手もショートを守ります。2020年ルーキーでは遠藤選手もショートを守れるみたいです。阪神のショートを守れる人材というのは豊富なのですね。

やはり一番難しいショートのポジションを出来るようになっておけば潰しが効くのでしょうか。他の内野ポジションに転向も可能なのでしょう。

 

さて、鳥谷選手のように圧倒的な成績を残すショートは現れるのでしょうか。少なくとも次のシーズンではショートを守る選手を固定したいですね。木浪選手と北條選手によるポジション争いになるのでしょうか。それとも他の若い選手が現れるのでしょうか。非常に楽しみな阪神のショート事情でした。

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