“睡眠時”の”歯ぎしり”にお困りの方はいますか?
この世の中には寝てるときの歯ぎしりに悩まされている人が存在します。
私がそうです。(笑)
朝起きたら顎が異常にだるいし、歯医者に行っても原因不明って言われるし、辛いです。
さらに友達の家でお泊り会でもしようものなら「お前の歯ぎしりがうるさすぎて寝れなかった」とか「歯ぎしりの音が怖すぎる!」とか
散々周りから文句を言われます。
そりゃスイマセンなんですけど、意識して止めれるものじゃないんですよ。
パートナーの歯ぎしりが不快で眠れない!とお困りの方もいるでしょう。
寝ているときの歯ぎしりは不思議なことに、歯ぎしりをしている本人はまったく気づいていないのです。周りの人に指摘されて気が付くという人がほとんどでしょう。いびきと同じですね。
そう、歯ぎしりは他人の睡眠を妨害してしまうのです…。
『歯ぎしり 治し方』で検索しても、ストレスが原因なのでストレスを無くしましょう、としか書いてないです。
「ストレスってなんやねん!」
「ストレスをゼロにすることなんて不可能やろ!」
って思って、私は歯ぎしりを治すことを諦めてしまいました…。
しかし、最近歯ぎしりが改善しました。なぜ改善したのか考えてみます。
歯ぎしりが治った方法をスグに見たい場合は下のボタンをクリックしてください。
長年の歯ぎしりとの闘い

私は小さい頃から歯ぎしりをしていたようです。
あまり気にせず生きてきたのですが、社会人になった頃に
「なんか顎が痛いな…」
と、感じるようになりました。特に朝起きた時に顎の不快感といのは強かったです。
その後、症状はどんどん悪化し、口を開くたびに顎の痛みを感じるような辛い時期もありました。
ネットで調べると顎関節症の症状でした。どうやら、歯ぎしりが原因らしいということを掴んだ私は、睡眠アプリで寝ているときの音を録音することにしました。
録音していた音を聞いてみると、
ジジジッ…と歯を食いしばっている音、ガリガリガリッ!と歯をすり合わせる強烈な音、、、
毎日のように強烈な歯ぎしりをしていることが分かりました。
「こんなに歯ぎしりひどかったんや…」
私は衝撃を受けました。顎への負担ハンパないです。
本気で歯ぎしりを治そうと思った私は、最寄りの歯医者に行きました。軽度の顎関節症だという診断を受け、歯ぎしりをなんとかしないといけないと言われました。
明確な治療法は無いそうです。
以下の3つを行って治療していきましょう、とのことでした。
- 上の歯と下の歯の噛み合わせを調整
- ストレス低減
- マウスピースを作る
その歯医者さんによると、上の歯と下の歯の噛み合わせにズレがあると、寝ているときに脳が体に歯ぎしりをさせる命令を出し、勝手に噛み合わせを調整している、と仰っていました。
私は内心「ホンマか?」と思いましたが、それで治るならやってみようということで
上下の歯の噛み合わせを調整するために、軽く奥歯を削ってもらいました。
しかし、歯ぎしりは治りませんでした。
次に、私はストレスについて考えました。「どうやったらストレスって無くせるのだろう」と考えた私は、睡眠の質を上げることにトライしました。
眠りが浅い⇒睡眠の質が下がる⇒ストレス耐性が減る⇒歯ぎしり⇒眠りが浅い⇒…
という悪循環を改善すれば、歯ぎしりを対策できるのではないか、私は行動に移しました。
寝る前に以下の行動をとるように心がけました。
- ブルーライトを浴びない(入眠前にテレビやスマホを見ない)
- リラックスする(寝る前に入浴やホットミルクを飲む)
これらの行動を数か月間にわたって行ったのですが、
歯ぎしりは治らず…。
「一体、どうしたら治るんだっ!」
長い間、歯ぎしりをしてきたせいか、歯がすり減っていたり、虫歯を治療したときの詰め物が朝起きたら割れていたり…。
このままではダメだ、そう思った私はマウスピースを作ることにしました。
歯ぎしり用のマウスピースは歯医者で作ることが出来ました。歯型を取って、マウスピース受け取る2回の通院で簡単にマウスピースが作れました。保険が利いたので1万円もしなかったです。
そしてマウスピースを付けて寝る日々が始まりました。
しかし、長続きはしませんでした。
というのも、マウスピースを付けている感覚が気になって中々寝つけないのです。こればっかりは慣れなんでしょうけど、どうも気持ちが悪くて無理でした。
私の体験談ですが、マウスピースをしていても歯の食いしばりが解消されるわけではありませんでした。朝起きたら、顎は疲れていました。
マウスピースは歯がすり減ったり、傷ついたりすることを守ることはできます。しかし歯の食いしばり自体を無くすことは出来なかったのです。
寝る前にマウスピースを装着して寝る、朝起きてマウスピースを洗う、ということを
「一生続けないといけないのか…」
「面倒くさすぎる!」
と思うようになり、億劫になって結局マウスピースはやめてしまいました。
(せっかくお金をかけてマウスピースをつくったのに…、無念。)
色々と試しましたが、歯ぎしりを治すことは諦めてしまいました。
歯ぎしりが治った話
ところが最近、朝起きても顎の不快感や歯を食いしばる筋肉の疲れは感じなくなりました。
どうやら歯ぎしりが治ったようです。
なぜ治ったのか考えてみると、
最近マインドフルな時間を設けるようになったから、だと思います。
私は最近、YouTubeなどでメンタリストDaiGoさんの話をよく聞きます。そのなかでストレス対策としてマインドルネス瞑想というものが紹介されていました。
瞑想と聞いて、「怪しい」とか「胡散臭い」と思わない人はいないでしょう。私も最初は懐疑的でした。
ところが、マインドフルネス瞑想というのは科学的にストレス低減に効果があることが証明されているようです。あの世界的一流企業の“Google”も採用するストレス低減法でした。
「いや、Googleの説得力。(笑)」
詳しくは『マインドフルネス瞑想 効果』で調べてもらったら、科学的に根拠がある内容で出てきます。
私自身、ストレスフルな日々を過ごしていたので、とりあえずやってみるか、という気持ちでマインドフルネス瞑想を生活に取り入れてみました。(1日に10分間)
すると、2週間くらい継続した辺りから、朝起きた時の顎の疲れを感じなくなりました。
歯ぎしりが治まったのです。
このマインドフルネス瞑想を続けて2か月が経ちましたが、まったく歯ぎしりはしていません。
歯ぎしりを治すことを目的にマインドフルネス瞑想をしたわけではありませんが、結果的に歯ぎしりが治ったので良かったです。
なぜ歯ぎしりが治ったのかというメカニズムは分かりませんが、マインドフルな時間を設けたことが効いたんでしょうね。
歯ぎしりの原因はストレス、というのは間違いではありませんでした。
私が行ったマインドフルネス瞑想は呼吸に集中するというものです。
詳しいやり方は、『マインドフルネス瞑想 やり方』で調べてもらえれば出てきます。
簡単に説明すると、
息を3秒間深く吸って、20秒間かけて吐く、これをひたすら繰り返します。このとき自分の呼吸に意識を向け続けます。呼吸に意識を向けていると、ダレてしまって頭が勝手に別のことを考え始めます。
「今日は上司に面倒くさいことを言われたなぁ」とか、「あとで家事をしなければいけないなぁ」など、自分が意識していなくとも勝手に思考が浮かび上がってきます。こうやって意識が逸れてしまったら、「あ、意識が逸れてる」と認識して、また呼吸に意識を戻します。これだけです。
人間の頭の中は常に何かしらの思考で溢れています。意識して考えているわけでもないのに、自動的に思考が沸いてきます。
マインドフルネス瞑想中は、その自動的な思考を認識して、集中すべき対象に意識を戻すのです。
これをすることで、脳の負荷を軽減できるんでしょうね。
スマホも複数のアプリを動作させていると重くなったり、熱くなったりして処理能力が落ちるじゃないですか。アプリを閉じることで処理能力は正常に戻ります。
脳にも同じことが言えて、頭の中で自動的に思考が動作しまくっていると、脳の処理能力がいっぱいいっぱいになっています。これがストレスフルな状態なんでしょうね。
なので、自動的な思考に気づいて止めるマインドフルな時間を設けることで、脳の処理能力を正常に戻せるんでしょうね。これがストレス低減につながるんだと思います。
マインドフルネス瞑想をやってみたら分かると思いますが、勝手に沸きあがってくる思考が多いこと、多いこと…。めちゃくちゃ脳は考えています。こりゃ疲れるよ…。(笑)
実際にマインドフルネス瞑想が睡眠の質が上げることも証明されていますし、歯ぎしりにも効果があったんでしょうね。
自動的な思考があふれていて脳の処理能力を奪っていたから、睡眠時に歯ぎしりをすることで、そのストレスを解消しようとした…?といった感じでしょうか。
脳波とか取ってないので治ったメカニズムまでは分かりませんが、そんな感じだと予想します。

寝ているときの歯ぎしりは自分でコントロールできるものではありません。
歯ぎしりを治すにはストレスを無くす必要がある、
「ストレスってなんやねん!」
と、なっていた私ですが、マインドフルな時間を設けてストレス対策をしたことで歯ぎしりが改善しました。
あくまでも個人的な体験談ですので、皆に効果があるとは言えません。
しかし私と同じように、寝ているときの歯ぎしりでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてほしいです。
ストレスによる歯ぎしりで困っている場合はマインドフルネス瞑想をやってみてはいかがでしょうか。
お試しで2週間くらいやってみることをオススメします。それで治らなかったら効果無しと判断して、やめればいいだけですし。
あれやこれや試して歯ぎしりを治すことを諦めていた私が、治った方法です。
色々試したけど治らない!という方は、一度お試しでやってみてはいかがでしょうか。
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